現在、抗がん剤治療中の私。
乳がんのサブタイプは、ルミナールB。
遺伝子検査のオンコタイプDXを受けた結果を見て、TC療法中なのだけど。
9年遠隔再発率が数値データとして分かるオンコタイプDXの私の再発スコアは、「22」
9年遠隔再発率は、8%。
ホルモン療法に抗がん剤治療を追加することで、この再発率が5%に下がる。
数値として、効果が大きいとみるか、小さいとみるかは、人によると思うけど、私は、今できる限りの治療を、将来に後悔することがないようにやろう!と決めて、抗がん剤治療を受けることにした。
私が、70歳超えていたら、絶対やらなかった。
私が、60歳超えていたら、やっぱりやらない選択をしたかもしれない。
だけど、今、私は、42歳。
子どもたちは、まだまだ幼い。
「母親」は、10年なんかじゃ短すぎる。20年はいなくちゃいけない。
だから、今、私が出来る治療すべて。
すべて治療すれば、きっと安心できる、気がするから。
でもでも、この前、ふと一番上の子どもがポツリと言った。
「5%ってさ。20人に1人じゃん。
20人に1人って、多くない?」
私、本当にドキッとした。
乳がんになってから、「女性の9人に1人が乳がんになる」とか、「乳がんの死亡率は〇%」とか、「ステージ〇の5年、10年生存率は〇%」とか。
沢山の統計データを見続けて、確率が高い・低いに一喜一憂して。
その中で、遠隔再発率5%は低い値だから、私は、正直なところ、そのデータに安心しちゃっていたワケで。
でも、子どもにしてみたら、5%=20人に1人。
子どもの社会観で言えば、クラスに1人以上存在してしまう確率であり、人ごとにはならない。
ましてや、5%だろうと、母親がそこに当たってしまえば、そんな数値に意味はない。
私は、5%まで下がるから大丈夫!と言いたかったのに、子どもたちには、いつまでも、不安を感じさせてしまっていたのかもしれないと反省。。。
でも、データ上は、これ以上、リスクを下げることは出来ないんだけど(汗)
私に出来ることすべて。
すべて、乳がんを根治すべく、取り組んでいきたいと強く思います。