2020年11月16日。
首を長~くして、待ちに待った再診の日。
夫と共に、予約の10分前に到着。
待合でひたすら待つ。待つ。待つ。
予約時間は、15:30~16:00
なのに、16時を過ぎても、一向に呼ばれない。
夫も次第に「遅くない?遅すぎじゃない?」と気にし始めたけど、「病院は、待つものだから。」と待ち続けること、17時過ぎ!
もう、待合にいるのは、私たちだけじゃないの!?ってくらい待たされた。
夫は「絶対、確信的に後回しにされた!」と若干怒ってたが、多分、その通りなんだと思う。だって、前回も順番を後に回されていたし、ここの先生は、そういう調整をする先生だったんだと思う。
(今、思い返すと、私も腹立たしくなってきた。予約の意味ないし、患者の優先度?順番を変えるって何なんだ!?)
そして、やっとのこと、呼ばれて診察室へ。
「検査の結果は、悪性腫瘍でした。このまま放置するわけにはいかないので、治療が必要なります。」と言われたあと、私の方を見て「連絡をいただいたようで、転院をご希望ということですが。」と。
万が一の良性の可能性への思いが捨てきれていなかったんだけど、やはり、悪性だったんだ。。。という諦めの思いと、ここははっきりと自分の気持ちを伝えなければ!という覚悟の思いで、率直に転院の希望を伝えることに。
「ああ、はい、○○病院ね。うちでPET検査というと、そちらに行ってもらう形にもなるしね。提携しているから、うちから予約を入れることが出来るから、予約しましょうか。」と言われたものだから、慌てて、すでに仮予約を明後日に入れていることを伝えると「え!明後日!」と、先生が慌てていらっしゃる。
これも事前に、紹介状は当日の診察時でも貰える、と確認済だったのに、想定外だったらしく、今日が無理なら、また明日取りに伺おうかと思っていたら、なんとか、すぐに用意してもらえることになった。これは、本当に助かった。
(だって、私たちがほぼ最後の診察だったしね。先生はブツブツ言ってたけど、最後まで待たされた甲斐があったというもの!)
ちなみに、針生検の結果の詳細がほとんど説明されることもなく、紹介状の話になってしまったので、少しでも情報をもらわなければ!と検査結果を聞いたところ。
・ホルモン受容体
ER(エストロゲン受容体) 、PgR(プロゲステロン受容体) 共に陽性
・ HER2 2+(偽陽性)→ FISH法で再検査中
ということで、いわゆるガンのサブタイプは、不明。。。
サブタイプが分かれば、治療方法もなんとなく分かるんじゃないかと思っていただけに、物凄く残念だったけど、ひとまず、紹介状と画像CDを無事入手!
そして、すぐに、2日後の転院先の診察に向けて、私は、乳がんと戦う一歩を踏み出した気分になったのでした。