今夏、カブトムシのつがいを飼育中の我が家。
初期費用は、300円(カブトムシ2匹分のみ)
飼育コストの餌代は、月100円程度と格安ですし、
ほぼ餌交換のみのお世話で、子どもでも飼育しやすく、オススメな昆虫です!
ですが、先月末の家族旅行期間中。
代わりのお世話をお願いしていたのですが、
残念ながら、オスがご臨終となってしまいました(涙)
カブトムシの成虫の寿命は2~3ヶ月!そろそろお別れの時期が近付いています
旅行期間中のお世話をお願いしたのは、実家のじいじとばあば。
餌のゼリーを毎日交換するだけなのですが、
何しろ、忙しい人たちですし、生き物の飼育には全く興味がない人たちなので、
正直、一抹の不安はあったのです(苦笑)
なので、息子には、
「じいじたちにお世話をお願いするけど、死んじゃうこともあるかもしれない。
カブトムシの成虫は、2~3ヶ月しか生きられないし。
もうすぐ8月だから、もしもの時があるかもしれないけど、いい? 大丈夫?」
と、事前にしっかりと言い聞かせていました。
そのため、実家に戻った時に、オスが死んでしまったことを知らされても、
息子は、黙って頷くだけ。
頭では分かっていても、受け入れたくない気持ちを抑えることがまだ出来ない年頃の息子が、
あまりにも、素直に受け入れている様子に私もビックリ!
…なんだか、息子の成長を少し感じた瞬間でした(喜)
その後も、オスがいなくなったことへの不満を見せる様子もなかったのですが、
先日、メスのお世話をしていた息子からの衝撃のリクエスト!
「僕、今度、カブトムシのオスを捕まえに行きたい!
前、○○くんが、××公園で捕まえたって言ってたし、
夜に捕まえに行くから、連れてって!」
…ああ~、今度はそう来ちゃったか~!!!(滝汗)
カブトムシの採集ポイントは、クヌギやコナラの樹液部分!夜の自然世界を知るいい機会なのですが…
都会暮らしの家庭であれば、カブトムシ採集も一大イベントになりそうですが、
我が家は、幸いにも、田舎暮らし(笑)
カブトムシなどの昆虫探しも、比較的、近所の公園などで出来ちゃいます。
事前に、カブトムシの捕まえ方を調べると、
採集ポイントは、クヌギやコナラなどのナラ科の樹木の樹液部分。
一見すると、クヌギ、コナラなんて、素人には見分けが付きにくそうですが、
ナラ科は「ドングリの成る木」!
ご近所の公園のドングリ情報なら、子育て家庭には容易いこと(笑)
特に、実際のお友達の採集情報を照らし合わせると、
…ああ~、確かに、あの公園のあの辺りにはドングリ林がある!ある!
わざわざ、下見に行かなくても、場所をしっかり特定!
早速、夫と息子の二人で探しに…行くはずが、我も我も!と、結局、家族総出で行くことに。
虫取り網、虫取りカゴ、そして懐中電灯を持って、
普段なら就寝時間の21時頃に、目的の公園に行って探してみるモノの、
…う~ん、残念!見当たらず。
諦めて帰ろうとしたトコロ、
「近所の公園にも樹液が出てる木があるよ!」と、娘から新たな情報が。
でも、あの公園にドングリ林あったっけ?
せっかくだし、一応、探しに行ってみる?
と、今度は息子と二人、私が行くことに。
近所の公園には、確かに樹液がべっとり出てる木はあるものの、
明らかに、ドングリの成る木じゃないし、やっぱりいないかな?と、
息子と一緒に、1本1本見て回っていたら…。
「ギャー! 何か、いる! ヤダ! ヤダヤダ~! 帰る! もう帰る~!」
と、突然、息子が発狂!
そのあまりの突然の大声に、私も呆気にとられていると、
息子、家に向かって、いきなり猛ダッシュ!
「え!? どうした? ちょっと待って…!」
と、私が慌てて追いかけようとすると、
またもや、息子がギャーギャー言いながら、今度は、私に猛突進!
「取って! 取って取って~! 何かいる~!」
と大声で泣き叫ぶものだから、慌てて、息子の背中を見ると…!
…あ~、残念!?
これ、カミキリムシじゃん!(苦笑)
急いで取ってあげたものの、息子は変わらずパニック状態のまま。
「カブトムシではないけど、似たような仲間のカミリキムシだよ。
大丈夫だから、落ち着いて! ホラ、いる?」
と聞けば、更に興奮して、断固拒否!(苦笑)
なんとかなだめて、急いで帰宅しましたが、
「もう、カブトムシもいらない! もう、夜に公園なんて行かないからねッ!」
と、すっかりご立腹モード(苦笑)
…まあ、背中を這いずり回られた気分を思えば、分からなくないですけどね。
「自然の生態系」なんだし、
目的のカブトムシ以外の生き物だっていることも学ぶいい機会なんですが…。
残念ながら、しばらくは、こりごりの様子。
今回のことがトラウマにならないように、
また、それとなく誘って、夜の自然探検に出掛けてみようと思います。