先ほど、帰宅後、近所のお友達と遊びに出掛けたはずの
小3の8歳児がヒザから血を流して帰ってきました…。
ケガ自体は数か所、擦り傷になっちゃった程度なのですが、
手当をしながら、ベソベソ泣く本人から話を聞くと、
「ブランコで二人乗りしていて、振り落とされた」とのこと。
相手のお友達は、その様子を見ていた自分の親に注意されて、
ふて腐れて先に帰ってしまったとか。
とりあえず、明日、学校に行った時、
お友達にどう接するかを話し合っていたら、
親さんとお友達が我が家にお詫びに来てくれました。
なので、ケガに関する話は、ここでおしまい。
あとは、出来るだけ早くケガが治るように手当していくだけです。
子どもの話は、落ち着いて何度もよ~く聞き直すことが一番大事です
子どもが成長して、自身の社会が広がっていくと、
やはり、何かしらのトラブルが起きてきます。
幼稚園時代であれば、先生から報告を頂きますし、
まだ子ども同士だけで遊ぶことはほぼないので、大きなトラブルにはなりにくいです。
しかし、小学生ともなると、学校内だけでなく、放課後のお友達との過ごし方でも、
「言った、言われた」「やった、やられた」etc.そんなトラブルを聞くたびに、
子どもを導く親としての資質が問われているような気がします…。
今回も、話を何度も何度も、根気よく聞き直していくと、
「ブランコを停めようとしたら、自分だけが落ちてしまい、ブランコに引きずられた」
とのこと。
必ずしも、お友達が悪いワケでも、うちの子どもが悪いワケでもなく、
子ども同士で遊んでいれば、起きうる事故の一つ。
とはいえ、当事者である子どもが、自分の非を認めて話すことなんてないでしょう。
ましてや、ケガをしたのは自分。
まさに被害者です。
自分の子どもを疑うつもりはありませんが、
事実を把握するためには、慎重に何度も話を聞くことを心掛けています。
常に、加害者になった時、どうすべきか?を話し合っています
子ども同士のトラブルで、特に注意しなくてはいけないのが、
「ケガした、言われた、とられた=被害者」とは限らないこと。
トラブルのきっかけも、先にどちらが手を出したか?も、
すべて経緯を聞かないと、「悪い、悪くない」の判断は難しいです。
ただ、こうした機会があるたびに、私が子どもたちに言い聞かせていることは
「ケガをさせてしまった時点で、一つの責任で生まれる。
どんな理由で、どんな経緯があっても、ケガをさせちゃったら、負けだよ。」と。
「悪い、悪くない」の話は別にして、
「ケガをさせてしまった」時には、必ず、親の私たちに報告すること。
その時の対応は、保護者でもあり、監督義務者でもある、私たち親の責任です。
唯でさえ、「ケガをさせてしまった」という引け目を持つ子どもが
素直に親に話してくれることなんて、難しいことです。
だからこそ、「なんで、うちの子はケガしたのに、向こうは知らんぷりなの!?」という
親同士のトラブルにもつながりかねません。
常日頃から、テレビで見るニュースに関しても、
「どうして、こういうことが起こり得るのか?自分なら、どうするべきなのか?」など、
子どもと話す時間は大切にするように心掛けています。
とはいえ、こうして、素直に話し合うことが出来るのも、
今のうちだけかもしれませんけどね…。
いくつになっても、子どもたちの親は私たちだけ。
困ったとき、悩んだとき、何か一つでも打開するヒントになるように、
色々な話をしていきたいと思っています。