実のところ、自分が乳がんと告知を受けてから、それを知っていたのは、夫と会社の社長だけ。
それ以外、両親、子どもたちも含めて、私が伝えなきゃと思ってた人たちには、実際の治療方針が出てからにしようと決めていた。
どのタイミングで伝えるのが良いのかどうかは分からないけど、病名を伝えるだけでなく、その後の治療方針を一緒に伝えることで、少しでも安心してもらいたいと思ったから。
で、周りへのカミングアウト第一弾は、職場の同僚の人たち。
なんで1番目になったかと言えば、診察日翌日、社長に手術の予定日と休暇のお願いの相談をしてからの、その場の流れ（苦笑）まあ、手術前から調整してもらいたいこともあるんだから、早いに越したことはないし。
別室から、社長と二人で事務所に戻り、皆さんに集まっていただく。
もうね、この時点でもうダメ。涙が溢れてくる。
健診の結果、悪性腫瘍が見つかり、乳がんだったこと。
ここ数年は、毎年、乳がん検診を受けていたけど、昨年は異状なし。でも、今はすでに2㎝近い腫瘍があること。
がんは、1㎝に成長するのに10年近く掛かるけど、シコリとして気付くのは、1㎝くらいから。乳がん検診は毎年受けてほしいし、セルフチェックもして欲しいこと。
仕事は辞めるつもりはないし、辞めたくないこと。
今のところ、他に転移はなく、手術を24日に受けるため、早めにお休みをいただくこと。
その後の治療はまだ未定だし、迷惑をお掛けすることも増えると思うけど、自分なりに頑張りたいと思っていること。
手術の前には、皆さんにも、ぜひシコリを触って欲しいこと！
一気に、言いたいことを言って、最後は「知りたいことがあったら、何でも聞いてね！シコリも触って欲しいし！」と言ってたら、みんな、ちょっと笑ってくれた！
中には、「親友が乳がんになったけど、今も元気そうに過ごしているし、大丈夫だよ！大丈夫だから！」と励ましてくれる人もいて、ホント、温かい職場に感謝。。。
その後、実際のお休みの予定と、その間の仕事の調整を打ち合わせ。
ちょうど年度末だし、そんなタイミングで仕事が降ってくる可能性が薄いし、ホントラッキーだと思う。
あと気になるのは、その時、お休みでいなかった方がいるんだよなぁ。
同じように伝えようとは思うけど、個別で伝えるタイミングが。。。まだ時間はあるけど悩ましいです。。。
