子どもたちへのカミングアウト。私の行動が怪しすぎて、半分バレていました(苦笑)

子どもたちにも、治療方針が分かってから、伝えるつもりだったんだけど、実のところ、すでに私の行動が怪しすぎて、ずっと前から、子どもたちから色々と突っ込まれていた(苦笑)

なんと言っても、食生活。

母、いきなり自分だけ、玄米を食べ始める。
朝食のパンも、自分だけ、全粒粉入りパンを食べ始める。
「菌活!菌活!」と言い始めて、納豆、ヨーグルト、椎茸、キムチなどが食卓に並ぶ回数がいきなり上がる。
甘いものを全く買ってこなくなる。

もう、確かに、行動が怪しい(苦笑)

特に、玄米&全粒粉パンを私だけ食べているのは、明らかに気になったようで、「なんで、お母さんだけ、そんなの食べてるの?」と言われ続け、「…母さん、健康になりたいんよ。」と答え続けてた。

そんな状況での子どもたちへのカミングアウト。

我が家は、中2、小5、小2の3人の子どもたちがいるんだけど、伝えるときは一人ずつにしようと思っていた。

3人一緒に伝えた場合、乳がんが理解できる年頃の上の子と、よく理解できないかもしれない下の子の感情の違いを見落としてはいけないと思ったから。
一人ずつ、ちゃんと向き合って伝えようと思っていた。

で、まずは、一番上の中2。
母、やっぱり、話す前から泣く。
母が泣くもんだから、子どもも真顔で「うん、うん。」と話を聞いていた。

乳がんであること。
手術を24日に受けるから、クリスマスはいないこと。
その後も治療が年単位で続くこと。
母さんが辛そうに見えても、それは薬が病気と闘っているのだから、母さんの体を応援してほしいこと。
不安な気持ちになると思うけど、今まで以上に、学校のこと、自分のこと、母さんのこと、もっともっと話をしようということ。
そして、不安な時は、ギューって(スキンシップを)しようということ。
そしてそして、もし自分の時間を少しでも分けてくれるなら、母さんのこと、父さんのこと、うちのことを手伝って欲しいこと。

一通り説明が終わると、「お母さん、助かる?」と聞いてくるから、
「もちろん。そのために、手術も治療も頑張るんだよ!大丈夫!」と返す。

やはり、ある程度の知識もあるようで、夜寝る前には、
「ステージは何になるの?おっぱい取った後はどうするの?」と色々と質問も受けた。

「おっぱい取ったあとは、どうしようかな。そのままでもいいんだけど。偽物(インプラント)もあるけどね。」と言えば、「(インプラント)やりなよ。」と言うものだから、そうか、子ども心に母親の胸がない姿は見たくないのかもしれないと思い、それまで再建はあまり考えていなかったけど、ちょっと前向きに考えることにした。

次に、真ん中の小5。
普段から、泣き虫なんだけど、やっぱり、母が話す前から泣くものだから、子どもまで話が始まる前から泣く(苦笑)
同じように一通り話し終わると、「お母さん、死なない?」と聞いてくるから、同じように「大丈夫だよ!母さん、治すために頑張るから応援してね!」と答えた。

そして、最後に、末っ子の小2。
母さんが泣きながら話す姿に、多分、居心地が悪いのか、「ん。ん。わかった。」とだけ答えて、すぐにどこかに行ってしまった(苦笑)
やはり『ガン』という病気について、よく分かってないみたい。
とりあえず「クリスマスは入院だから、一緒にいられなくてゴメンね。」とだけ、しっかりと念を押しておいた。

子どもたちにとっても、親が『ガン』だなんて、結構なショックに違いないと思うのだけど、私が「大丈夫!」を連呼し過ぎたのか?カミングアウト後の行動、態度に全然違いがなさすぎて、正直なところ、私が不満過ぎる(笑)

まあ、実際、現状の私は元気そのものにしか見えないので仕方がないし、それくらい気にしていないくらいの方が私も安心だし、やはり術後になれば、私に優しく?なるのかもしれないし、不安そうな気持ちが大きくなってしまうかもしれないし、とりあえず、良しとしよう。

これからも、子どもたちには辛い思いをさせてしまうかもしれないけど、その分、周りを思いやる気持ちも一緒に育てて欲しいと切に思う、今日この頃。


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