両親へのカミングアウト。心苦しすぎて、本当に伝えるのが辛かったです。

我が家は、夫も私も県外出身者。

私の実家までは、高速を飛ばして、3時間以上の隣県。
夫の実家までは、高速を飛ばして、5時間以上もかかる遠さ。
今年は、コロナ禍もあり、どちらの実家にも帰省出来ていません。

何かあったからといって、気軽に会える距離でもなく、特に今年は簡単には行き来が出来ない状況下だからこそ、両親には、なかなか伝えることが出来ず。。。

とはいっても、週に1回くらい電話がかかってくるので、いつも何でもない振り。

実は、『乳がんかもしれない』とショックを受けて、一番心が沈んでいた初診の翌日、たまたま母から電話があり、「はい、もしもし。」と言った瞬間、「あれ?どうした?元気ないの?」と言われた時には、本当に焦った。

それくらい私の声が沈んでいたのだろうけど、まだ心配を掛けちゃダメだ!と気を取り直して、何とか誤魔化したけど、カミングアウトするまでは、ず~っと後ろめたくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

というのも、実は、去年の夏、父が大腸ガンを患ったばかりで。。。
突然、血尿が大量に出て、病院に駆け込み、診断、手術とすすむまで、どれくらい両親が辛い思いをしたのかを聞いていたから。特に、当人の父の落ち込みようは大きかったらしく、今度は、私が、この歳で乳がんかもしれないなんて。。。間違いなく、両親を心配させるばかりで心苦し過ぎて、本当に言うことが出来なかった。

とはいえ、言わないという選択肢もない。
実家との電話は、子どもたちがいる時間が多いので、子どもたちへのカミングアウトが終わってから、電話することに。

「あのさ、今年の健康診断で引っ掛かってさ、再検査したら、結果が悪くってさ。。。」
「え?なに、何?何がダメだった?まさか、ガンか!ガンじゃないよね!?」
「…うん、ガンやった。乳がん。」
「え?え?乳がん!?あんた、乳がんになったん!?
 お父さん、お父さん、乳がんやって!乳がんになったんやって!」

もうね、さすがに電話越しの母も、パニック状態。
ひとまず、検査の結果の状態と手術の予定を伝えて、「大丈夫だから」を繰り返して、電話終了。

ところが、その翌日、今度は父から電話が来たと思えば、なんと、急遽週末に我が家に来るという!

で、週末にたくさんの野菜と共に我が家に来た両親は、私や子どもたちと色々と話をして、顔を見て安心したのか、あっという間に帰っていった。

私の場合、父の方がガン家系になるので、父の大腸ガン(経過は順調)以外に、悪性リンパ腫、喉頭ガン、直腸ガンで亡くなった2親等以内の親族がいるが、乳ガンはいないらしい。

このコロナ禍では、やはりしばらくは簡単に会える状況にないのだけど、その分、電話で少しでも安心してくれるように、こまめに連絡を取りたいと思います。


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