人生で一番大きな買い物と言われる「マイホーム」
夢の「マイホーム」のため、何十年も続く高額な住宅ローンを払い続けるか、
それとも、身軽なまま、賃貸に住み続けるか。
この「賃貸」vs「持ち家」議論は、
特にマイホームの購入を迷っている時に目にしますが、
我が家も、マイホーム購入前、考えましたよ、一瞬だけ。
…はい、一瞬で終了です(笑)
「賃貸」vs「持ち家」の選択は、人それぞれでいいと思います
「賃貸」vs「持ち家」議論に対する、私個人の意見としては、
基本的に、「生活環境」「ライフスタイル」「家族構成」などから自然と決まるもので、
まさに、人それぞれのケースバイケース。
我が家の場合…。
1.夫婦共に田舎育ちで、共に実家は持ち家。
2.マイホームの購入を検討していた当時、
夫の勤務地は、ほぼ地方都市の郊外で決定。
3.そして、なんといっても!我が家は三人子持ち。
どの条件を取っても、「持ち家」を選択するのが自然な流れです(苦笑)
ただ、「賃貸」vs「持ち家」議論で言われるのは、
生涯、家賃を払い続けるのと、持ち家を維持していくのと、どちらが得か?
という、経済的な議論ですよね。
例えば、我が家が夫婦だけの二人暮らしで、
夫の勤務地が駅前などの商業地域であれば、多分、生涯、賃貸暮らしを選択するでしょう。
子どもが一人でもいたら、
やはり「マイホーム」の購入を検討していたと思います。
だって、子どもに残すことが出来る『資産』となるから。
マイホームの「資産価値」をどう捉えますか?資産価値の低い中古住宅に住むという選択
…と、「マイホーム」の『資産価値』ってどれくらい有り続けると思いますか?
今や、50年、100年の長期優良住宅を謳っている住宅メーカーも珍しくないですよね。
将来、我が子が家庭を持って、そのまま住み続けてくれたら一番ですが、
もし、一人っ子の我が子が、一人っ子の伴侶と結婚したら…?
今の居住地と全く違う地域で、就職、結婚したら…?
自分たちの死後、人手に渡る可能性も、処分される可能性だってあります。
…これ、考えると、ちょっと悲しいです。
もちろん、そんな万が一の時でも、
何かしら「資産価値」は残っているはずで、確かに子どもへの『資産』にはなりますよね。
そして、三人子持ちの我が家の場合。
…はい、我が家は二年前に築18年の中古住宅を購入しました。
入居前に、一通りのリフォーム済みです。
今の家は、私たち夫婦が住み続けられれば十分。
将来的には、子どもたちには、
建て替えて貰っても、処分して貰っても、もちろん住み続けて貰っても、
何をしてくれても構わないつもりです。
だって、子どもも三人ですからね、遺産の分配も現金の方がラクでしょう(笑)
元々、資産価値はすでに下がっている中古住宅ですから、
土地だけでも『資産』として残れば十分。
親の想いに縛られず、自分たちの思う道を歩んで欲しいですからね。
と言いつつ、老後は暖かい土地に夫婦で移住して、のんびり過ごすのも悪くないな、
な~んて考えてたりもするんですけども(笑)