退院1か月後の診察と病理結果。サブタイプは、ルミナールB確定です。

1月27日。
退院1か月後の診察日。

まずは、 術部に溜まったドレーンの抜去。
前回から、丸2週間経っていて、もう抜かれないかな?と思っていたんだけど、少しだけ抜いていただく。多分、30mlくらい。

そして、ドキドキの病理結果。

前回の診察時で分かっていた結果は、
・腫瘍径 19㎜
・ステージⅠ
・センチネルリンパ節 転移なし
・リンパ管&血管浸潤あり(Ly1、V1)
・核グレード2(NA2:異型度 、MC2:核分裂の数)

そして、今回で出揃った結果は、
・ER(エストロゲン受容体)陽性 スコア3a
・PgR(プロゲステロン受容体)陽性 スコア3b
・HER2 陰性 スコア1
・Ki67値 54.5%

もうね、私が針生検の時から気になっていた、Ki67値がやっと!判明したのだけど。。。私が思っていた以上に高い数値だったので、ショック過ぎて、軽く眩暈がした。。。

Ki67値は、乳がんの増殖能力(増殖スピード)を示す指標であり、およそ25~30%以上は高値とされ、サブタイプも「ルミナールB」に分類されるのだけど。。。私、めっちゃ高いやん。。。(泣)

これほど、Ki67値が高いとなると、抗がん剤は必須かも。。。と、私は覚悟を決めつつあったのに、担当医の先生からは、
「で、オンコタイプDXはどうします?申し込み決めてきた?」と前回同様の提案が。

あれあれ?私も色々な方のブログを読み漁っているけど、同じような病理結果だと、すぐに抗がん剤を勧められる方が大半のはず。私に、まだそんな選択肢が残ってるんですか、先生~!

戸惑う私に、先生からは丁寧な説明の上で、3つの提案が。

病理結果からの不安要素は、
1.腫瘍の大きさが、19㎜とステージⅡに近いこと。
2.リンパ管と血管への浸潤があったこと。
3.核グレード(顔つき)2であったこと。
4.Ki67値の増殖スピードが高いこと。

そのうえで、選択肢は3つ。
1.抗がん剤をやらない。
→私の年齢(42歳)を考慮しても、医師として、お勧めできない。

2.オンコタイプDXの結果を見て、抗がん剤をやる。
3.オンコタイプDXの結果を見て、抗がん剤をやらない。
→自費負担だけど、抗がん剤の効果が分かるので、結果を見てから決めればいい。

なぜか、「4.抗がん剤をやる。」の選択肢がなかった!
けど、その時の私は、2~3を選ぶか?4を選ぶか?物凄く迷ってたワケで。。。
なので、正直に、先生に聞いてみた。
「これだけKi67値が高いと、オンコタイプDXで調べても、スコアが高く出るだけじゃないですか?ただでさえ、50歳以下の私の場合、抗がん剤の上乗せ効果がほぼなしと出るのは、スコア0~20と低いと読みましたし、結局、抗がん剤をやる結果に終わるだけな気がするんですが。。。」と。

でもね、先生は力強くはっきりと答えてくれた。
「いいえ、そんなことはありません。
信頼足るデータが蓄積された検査なので、この結果を見ての抗がん剤投与の判断となるし、感覚的なものにはなりますが、申し込んだ7割の方が抗がん剤を受けない結果ですから。」と。

なので、意を決して、申し込んできました!オンコタイプDX!

先生の話しぶりを聞いていて、抗がん剤の効果が少ないのであれば、その選択肢を避けてくれるように考えてくれているんだなと思ったから。
抗がん剤をやらなきゃいけないとか、やりたくないとかではなく、私に効果のある治療を適切に決めるためには、必要な検査なんだよ。

結果、高スコアであれば、それは抗がん剤の効果があるんだから、やる価値があると思うし、低スコアであれば、治療方針への不安を抱えることなくホルモン療法を始めればいい。

検査結果は、次回3週間後の診察にて。
ああ~、どちらの結果になったとしても、すぐに治療が始められるように、覚悟だけは決めておこうと思います!


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