退院2週間後の診察時に、病理検査の途中結果から勧められたオンコタイプDX検査。
この検査対象となるのは、
ホルモン受容体が陽性、HER2が陰性、ルミナールタイプの早期浸潤性乳がん。
がん組織の21遺伝子の発現を調べる遺伝子検査で、結果は、再発スコアとして、0から100までの数字で表され、10年以内に再発する可能性と、ホルモン治療に化学療法を上乗せした場合の効果を推定するもの。
低リスク群は、再発スコア:0~17(抗がん剤の上乗せ効果はない)
中リスク群は、再発スコア:18~30
高リスク群は、再発スコア:31~100( 抗がん剤の上乗せ効果が高い)
私の担当医の先生曰く、
「スコア結果は、高低がはっきり出ることが多い。
結果、抗がん剤を受けなくていいとなる人は7割くらい。
検査費用は、自己負担なので高額だけど、抗がん剤治療を半年やるとなると、同じくらいの費用になるから、抗がん剤をしなくていいという結果が出れば、その分を買ったのと同じイメージになるよ。」とのこと。
費用面でいけば、私も抗がん剤の効果が低いとの結果を得られるのであれば、その分の体への負担がなくなるワケだし、不安を抱えて治療を受けることもないので、受ける価値が十分あると思うし、ぜひ受けたいと思う。
一応、夫にも、受けようと考えている旨の話をしたら、
「それで効果が分かるなら、受けた方がいいよ。」と快く勧められたあと、
「それに、それ、自分で払うんでしょ?」と。
そう!ぶっちゃけた話。
今回の私の乳がん費用は、すべて私の給与口座から払っている。
我が家の家計管理は、(管理している私からすれば)貯蓄に色を付けていないし、夫口座も私口座も、同じ一つの家計として扱っているので、どの口座に収入があろうと、どの口座から支出があろうと、筒抜けで管理出来ている。
だから、私の口座から支払っていることに、私はあまりこだわりはないんだけど、夫からすると、やはり違うのかもしれない(笑)
乳がん告知後は、悪い方にばかり考えがちだったけれど、こうして手術が無事終わって、少しずつ日常が戻ってきて、前向きになってくると、やはり抗がん剤を受けなくて済むのであれば受けたくない気持ちは日に日に強くなっていく。
抗がん剤を受けたくない気持ちを強くし過ぎると、高リスクだった時に、また落ち込んでしまいそうなので程々に(苦笑)、落ち着いて申しみたいと思います。