我が家は、地方都市の郊外在住。
昔からある住宅地のため、地域行事も歴史があり、
町内自治会もしっかりと組織立っています。
実際のところ、ご近所さんには、同じ子育て世代よりも、ご高齢な家庭が多いくらい…。
ですが、我が家、それなりに上手くご近所付き合い出来ているようです。
ご近所付き合いは誰のため?自分たち夫婦のためだけではありません。
週末、私が生垣の剪定をしていたところ。
二軒隣のおばあさんが通りかかり、少しお話ししたあとに、
再度、お会いしたと思ったら、手には夏野菜のお裾分けが。
更に、私が剪定を続けていると。
斜向かいのおばさまが帰宅され、また少しお話ししていたら、
「野菜、もらって!」と、夏野菜のお裾分けが。
一気に、我が家の冷蔵庫の野菜室が一杯になってしまいました!
…実はコレ、私が外で庭作業をしていると、よくあること(笑)
郊外の田舎暮らしなこともあり、年配以上のご近所さんは、ほとんど畑持ち。
子どもが三人もいる我が家は、お裾分け先にはうってつけなのでしょう。
本当にありがたいことに、「子どもたちに食べさせてあげてよ!」と、
子どもたちの成長と共に、温かく見守っていただいています。
ともすると、しがらみの多さが、厭が応にも目に付く、昔ながらのご近所付き合い。
ご近所さんの目が気にならない、ってことは、正直ありません(苦笑)
それでも、『この地』に『家を持つ』と決めたからには、
私たち自身のためではなく、この土地で成長する子どもたちのために。
自治会行事にも積極的に参加し、
ご近所の方々とも、にこやかに接することで、
自然と、子どもたちの姿や名前も覚えてもらい、成長を見守って貰えるようになりました。
地域との繋がりが薄くなりつつある昨今ですが、
子どもは、家庭と、学校と、地域で育てるもの。
限られた世界の中で、子どもが行き詰ってしまうことのないように。
いざ困ったときに、助けてくれる手がいくつもあるように。
色々な『社会』の中で、子どもたちには育って欲しいと思います。