我が家の一番目は、現在、小三女児。
永久歯の生え変わりが始まった頃から、ず~っと気になっていた『歯並び』。
保険がきかない歯科矯正費用は、高額なのですが、
これから60年、70年、80年生き続けていく子どもの将来を思うと、
決して高い支出とは思いません。
ですが、大きな支出となることには間違いありませんし、
子どもにとっても、長期間の治療となるため、矯正歯科選びもじっくり慎重に。
我が家から通院可能範囲にある、専門の矯正歯科二ヵ所へ初診に行ってきました。
小児矯正歯科の治療方法と費用の比較!セカンドオピニオンで慎重に選びましょう!
近所の歯医者さんでも、『矯正歯科』を取り扱っている歯科も数多くありますが、
やはり、『認定医』の資格を持つ『矯正歯科』専門がオススメ。
・ 様々な矯正の症例の知識が多く、治療方法のノウハウも豊富。
⇒ 専門医なら当然のことですが、歯の状態は一人一人違うことを考えれば、
やはり、多くの症例と治療方法を知っているトコロが安心。
・ 料金体系が明確。
⇒ 病気とは違い、最終的な『ゴール』が分かりにくい分、
料金体系は一律として、追加請求のないように明確に表示されていることが多い。
今回、我が家が相談に行った『矯正歯科』は、二ヵ所。
…出来れば、三ヶ所で比較検討したかったんですが、通院可能範囲には他になく、
初診料もそれなりに掛かるので、二ヶ所です(苦笑)
どちらも初診では、歯並び、噛み合わせなど、口内の状態を見てもらい、
おおまかな治療方法を提示して頂きました。
A矯正歯科
《 初診診断 》
・ 上あごが小さいため、歯が収まりきらず、歯並びがずれている。
・ 噛み合わせがずれており、上あご全体が前に出ている。
・ 舌が短く、歯を内側から押している可能性がある。
《 治療方法 》
・ 上歯への矯正器具の装着。
・ 上あごを拡げるための矯正器具の装着(床矯正)
・ 場合によっては、舌の動きを良くするために、裏側の筋(舌小帯)を切る外科手術も。
B矯正歯科
《 初診診断 》
・ 上あごが小さいため、歯が収まりきらず、歯並びがずれている。
・ 噛み合わせがずれており、上あご全体が前に出ている。
・ 舌に関しては、問題ない範囲(治療の必要はなし)。
《 治療方法 》
・ 上歯への矯正器具の装着。
・ 就寝中のみ、上あご全体を下げるための装置(ヘッドギア)の装着。
どちらの矯正歯科でも、診断内容は、ほぼ同じ。
我が家の子どもの場合、上あごが前に出ている、いわゆる『出っ歯』の症例。
特に、噛み合わせが歯一本分、前にずれているんだとか。
ただ、専門医であっても、治療方法は全然違う!
A矯正歯科は、上あごを広げて、歯のスペースを作る矯正方法がメイン。
B矯正歯科は、上あご全体を後ろに押し下げて、噛み合わせを戻す矯正方法がメイン。
…正直なところ、素人の私には、どちらがベストの方法なのか?まで判断出来ないのですが、
本人にも聞いてみたところ、「舌の筋を切るのは、絶対!イヤッ!!」とのこと(苦笑)
実際にやるのは、子ども自身ですから、本人が納得した方法が一番。
それに、歯並びの見た目以上に、
今回の診断で発覚した、噛み合わせのズレの方が、
体全体の健康にも影響することなので、きちんと治してあげたいですし。
そして、何より気になる治療費用も。
A矯正歯科 | B矯正歯科 | |
---|---|---|
初診料 | 2,000 | 3,000 |
精密検査代 | 31,000 | 20,000 |
診断・カウンセリング代 | 29,000 | 20,000 |
矯正治療代 | 550,000 | 300,000 |
保定治療代 | 58,000 | 20,000程度 |
再診代 | 3,000/回 | 5,000/月 |
A矯正歯科では、子どもでも大人でも同じ料金体系なのに対し、
B矯正歯科では、小児歯科矯正と永久歯科矯正(大人用)の料金体系は別で、お安め。
…というわけで、総合的に判断して、B矯正歯科でお願いすることに。
高額かつ長期間の治療なので、やはり納得できるお医者さん選びは重要。
とはいえ、矯正治療は始まったばかり。
きちんと結果が出るように、子どもと一緒に頑張りたいと思います!