我が家は、今年で築20年になる中古住宅です。
購入は2年前。
子どもが小学校に入学する直前に、現金一括購入しました。
私としては、中古とはいえ、
住宅ローンなどの負債を負うことなく購入出来たことに、大満足!
ですが、一方の夫は、
…実のところ、新築への憧れも捨てきれてなかったのです(苦笑)
中古住宅に「マイホームとしての愛着」をプラス!夫たっての希望を叶えました
…まあ、当然と言えば、当然なんですよね。
中古住宅は、所詮、他人からの「お下がり」
立地、間取り、設備etc.
所謂、日本人特有の「マイホームへの憧れとこだわり」を満たしてくれる部分なんて、
ほとんどありません。
それに、そもそも、全体的に薄汚れたお下がりなんかより、
ピカピカの新築がいいに決まってますから!
ちょうど家探しを始めたばかりの頃、
何事も情報収集と思い、住宅展示場を訪れたところ、
あっという間に、夫は新築の魅力に魅了(苦笑)
私は、中古一本で気持ちに変化はありませんでしたが、
一度、新築に傾いた夫の気持ちを中古に戻すのは、なかなか大変でした…(汗)
なので、実は、夫からすると、
今の家の購入は、あくまでも「ベター」な選択。
「ベスト」な選択では、決してありませんでした。
そのため、最終的に、夫に購入を決断してもらうため、私が頑張ったことは、
夫のたっての希望でもあった「太陽光発電の設置」でした。
中古住宅に「資産価値」をプラス!設置条件がベストではないことも重々承知です
今や、新築住宅では、珍しくなくなった「太陽光発電」
4~5年ほど前から、余剰電力の買取制度が始まってから、一気に普及しましたよね。
我が家も家探しをしていた時から、
条件が良ければ、中古住宅でも「太陽光発電」を設置したいと考えていました。
福島の原発事故以降、日本の電力事情は、未だに進展なし。
個人的には、今後の電気代は上がる一方だと考えています。
(電力自由化が導入されれば、状況も変わりそうですが…)
電気は、「快適さ」の象徴ですから。
「快適さ」を追求するために、負担が増えるのは、当然のことです。
そんな電力事情に対抗することも、負担軽減にもなる「自家発電」
そのうえ、余剰電力は高価で買い取ってくれるのですから。
こんなオトクな制度を利用しない手はありません。
ただ、残念なことに、我が家の屋根は東西方向…(汗)
南側に設置した場合に比べて、2割程、発電量が劣ります。
それでも、「初期費用の回収年数は、10年以内」と試算し、
設置を決断しました。
それに、太陽光発電は、単なる中古住宅である我が家に、
毎月の収入をもたらす「資産価値」をプラスしてくれるのですから。
まさに、「投資」ですよね。
我が家の試算と目論見が正しかったのかどうか分かるのは、8年後。
それでも、末長く恩恵にはあずかりたいと思います。